北海道余市紅志高等学校の行動計画
(グローカル・アグリハイスクール宣言 PartⅡ)
全国の農業高校の行動計画 | 学校において令和6年度に重点化する取組及び具体的方策 | ||||
「5つのミッション」 | 「8の行動計画」 |
行動計画の中で 重点化する取組 |
実現状況 | 課題 | 評価 |
Ⅰ
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1 |
(1)地域の農業生産を反映した新教育課程を編成、運用した農業学習、実習に取り組みます。 |
「地域園芸」科目では札幌心療福祉専門学校連携のもと「農作業手順書」を作成し、実際に町内養護学校生を対象に手順書を活用した農業実習を実施できた。 |
一人のスタッフが地域園芸科目で行っているため、全体への周知や引き継ぎが必要。 |
5 |
2 |
(1)世界へむけた地域の農業学習発信に取り組みます。 |
JR特急ニセコ号において本校生産物のミニトマトやジャム、夢の森ワイナリーとのコラボワイン等の車内販売を行った。さらに国際理解系列と連携し、英語でアナウンスを行い、農業学習の発信を実施できた。 |
消費者に求められる農産物、加工品の選定が必要。町内インバウンド増加による製品の英語表記。 |
5 |
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Ⅱ |
3 |
(1)地域農業理解推進に取り組みます。 |
「地域果樹」では夢の森ワイナリー連携学習としてワインブドウ栽培から醸造に取り組み、今年度はワイン搾汁、澱引き、ワインブドウの剪定と、さらなる学習の機会を増やすことができた。
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継続した取り組みを実現させるために販路確立と販売手法改善が必要。酒類販売免許取得を検討。 |
4 |
4
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(1)農業科、商業科の特性を活かした生産ビジネス系列を新たに設置し、6次産業化に取り組みます。 |
農商合同科目「地域ビジネス」において、夢の森ワイナリーとのコラボワインを町内二十歳のつどいで進呈するため、資金調達の手法を学び、新たな販路を開拓した。
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商品価格の見直しを行う。ミニトマトの作付け計画を見直す。また、ケチャップを活用しア調理等発展的に学習させることが必要。 |
4 |
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Ⅲ |
5
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(1)地域環境保全へむけた学習に取り組みます。
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独立行政法人北海道総合機構中央水産試験場による地域環境学習を実施。 |
環境学習を踏まえた環境負荷を軽減した持続型農業の実施。
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3 |
6 |
(1)地域の特産果樹を活用した商品開発に取り組みます。
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余市・仁木町の特産品であるミニトマトについて、仁木hillsワイナリー併設レストランとコラボをしてケチャップを開発し、販売することができた。
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商品価格の見直しを行う。ミニトマトの作付け計画を見直す。また、ケチャップを活用しア調理等発展的に学習させることが必要。 |
5 |
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Ⅳ |
7 |
(1)ICTを活用した生産データ、販売データを集約し、新たな価値創造していくための土台づくりに取り組みます。 |
タブレットとアプリを活用し、商品販売のPOS化を実現できた。 |
データ集積の継続と活用。 |
3 |
Ⅴ
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8 |
(1)津波防災に重点的に取り組み、非常時の防災、減災に取り組みます。
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余市町防災係から津波防災や避難所設営に係わる講話を聴衆できた。 |
農業実習時における生徒への周知徹底。 | 3 |